トスカーナ観光旅行記 トスカーナ観光旅行記
シエナの一番の見どころはやはり、ゴシック代表作のドゥオーモとカンポ広場の景色でしょう

シエナの観光スポット、主な見どころ

シエナのドゥオーモ

ドゥオーモ (Duomo)

シエナのドゥオーモは、イタリア・ゴシックの代表作の一つと言われていて、プッブリコ宮殿とともにシエナの重要な建築物です。

12世紀中頃から200年かけて建設され、ニコラ・ピサーノ(Nicola Pisano)やジョバンニ・ピサーノ(Giovanni Pisano)、ドナテッロ(Donatello)、ミケランジェロ(Michelangelo)、ピントゥリッキオ(Pinturicchio)、ベッカフーミ(Beccafumi)など当時の著名芸術家が携わりました。

シエナのドゥオーモ内部

ファザードは見事な彫刻が一面に施されていて、脇には鐘楼が空高くそびえています。内部は3廊になっていて、床の大理石象嵌が見事です。この床装飾も200年かけて完成したのだとか。またピッコローミニ家の祭壇(Altare Piccolomini)やピッコローミニの書斎(Libreria Piccolomini) 、聖ヨハネ礼拝堂(Cappella di S.Giovanni Battista)、聖アンサーノ礼拝堂(Cappella di S.Ansano)など豪華絢爛で彩り鮮やかな作品で埋め尽くされています。


シエナのカンポ広場

カンポ広場 (Piazza del Campo)

シエナの中心に位置するカンポ広場は、世界で最も美しい広場の一つといわれています。

この広場で年2回(7月2日と8月16日)に裸馬競技のパリオが行われます。広場は扇形をしているため2つの急カーブが毎年レースをドラマチックに演出します。また広場は南に位置するプッブリコ宮殿に向かって緩やかに下っているので、広場のどこからでもパリオが観戦できると言われています。

この広場には老若男女の観光客が腰を下ろして、美しい中世の眺めを堪能しています。広場が扇形に9つに分かれているのは、中世時代に政治を9人の議員によって司っていたからだそうです。


Battistero di Pisa

プッブリコ宮殿、市庁舎 (Palazzo Pubblico)

プッブリコ宮殿は13世紀末から14世紀にかけて建設されたゴシック様式のパレスで、最下層部分はアーチ状になっていて、その上はれんが造りとなっています。

左側の塔は「マンジャの塔(Torre del Mangia)」という、14世紀半ばに造られたといわれる塔で、こちらは最上部が白い石造り、塔自体はレンガ作り。この厳かなプッブリコ宮殿が当時のシエナがいかに政治的にも経済的にも強い力を持っていたかを物語っています。


市立美術館 (Museo Civico)

市立美術館はプッブリコ宮殿内にある、シエナで最も重要な美術館です。展示作品は主にシエナ派が中心で、タッデオ・ディ・バルトロ(Taddeo di Bartolo)のフレスコ画、シモーネ・マルティーニ(Simone Martini)のフレスコ画「荘厳の聖母」、アンブロージョ・ロレンツェッティ(Ambrogio Lorenzetti)の「善政の効果」と「悪政の効果」などがあります。

写真はシモーネ・マルティーニの「荘厳の聖母(Maesta')」です。

シモーネ・マルティーニ「荘厳の聖母 Maesta'」